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2012年 9月8日（土）

卵巣年齢

卵巣にも年齢があります。 実年齢と同じというわけではなく、かなり個人差があります。 卵巣年齢が若いと妊娠しやすく、40歳近くなっても妊娠できる可能性が高まります。 逆に卵巣年齢が高いと妊娠しにくくたとえ20代でも妊娠率は低下します。 ではそれはどのようにして検査するのでしょうか？ 代表的なものとして「AMH検査（抗ミューラー管ホルモン検査）」があります。 平均的には若い人ほど数値が高く、数値が高いと卵巣年齢が若いということになります。 卵巣には、もともと決まった数の卵子があります。 それが毎月ひとつずつ排卵されていきます。 AMH検査によって卵巣に残された卵子の数や質を推定することができれば、今後の妊娠、出産のチャンスがどの程度残っているかなどを予測する助けとなりますね。 佐川クリニックでも検査することができます。 検査方法は血液検査で、実費診療になり、費用は7,000円～1万円程度ですが、卵巣年齢の評価としては最も有効は方法です。 また、一度老化してしまった卵巣年齢は若返らせることはできません。 いかにして老化を予防するかが大切なのです。 老化の要因としては、喫煙、過剰なダイエット、運動不足、ストレス、過労など生活習慣の影響が大きいといえます。 卵巣年齢によっては生活習慣を改めたり、妊娠出産計画を早めたほうがいい場合もありますね。 自分の卵巣年齢を把握すれば今後の人生設計を見直すことも可能ですのでお勧めします！