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2013年 6月25日(火) | ||
卵巣のう腫 |
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先日、卵巣のう腫の手術がありました。 卵巣は正常では母指大程度の大きさで、子宮の両側に存在します。これに何らかの理由で液状成分が溜まって腫れてきたものを卵巣のう腫と言います。 手術法は主に3つあって、病巣(のう腫)だけを摘出する「のう腫核出術」、病巣のある卵巣ごと摘出する「卵巣摘出術」、卵管と卵巣をまとめて摘出する「附属器摘出術」です。 術前の検査で良性腫瘍であることが高い確率で確認できる場合は、基本的に「卵巣のう腫核出術」を選択することになります。 今回もこの、のう腫だけを摘出する核出術を行いました。 術式にもいろいろあり、「開腹」、「腹腔鏡下」、「 膣式」があります。 「腟式卵巣のう腫核出術」は、腹腔鏡を準備しながら、膣式に開腹して卵巣のう腫のみを切除します。 この術式では、お腹に傷が全く残らず、また、短時間で手術を終えることが可能となり、 卵巣のう腫の大きさや癒着の程度等の条件が合えば、患者様にとってとても有効な手術です。 詳しくはこちらもご覧ください。金沢大学附属病院 田中政彰先生のページです。 http://kanazawa-u.sanpu.jp/introduction/dispensary/profile.php?pm_id=12 今回の手術も「膣式」で行い、傷を残さず短時間で終了でき、患者様にとても喜んでいただきました。 |
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