市販の検査薬で陽性に出るのは、排卵日より16日目以降の場合です。
治療で高温期間に内服や注射を投与している場合や、予想外に排卵が遅れた場合にはこのようなことがあります。
産科一般
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Q.1生理が遅れていますが、自分で施行した尿検査では妊娠反応がでません。どうしてですか??
A -
Q.2性病になると、子供ができないんですか?
A確率があがります。 -
Q.3不正出血が続いています。
A不正出血はホルモンバランスの崩れや、子宮筋腫・ポリープなどのことが多いですが、念のために癌検診をお勧めします。 -
Q.4中絶について教えて下さい。
A当クリニックの中絶は入院の必要はございません。詳細は来院時にお尋ね下さい。 -
Q.5ブライダルチェックについて教えて下さい。
A内容は御希望により異なりますが、性病血液検査一式、超音波による子宮・卵巣のチェック、肝炎検査などです。 -
Q.6夜間の緊急時の診察は可能ですか?
A当クリニックは24時間体制で、いつでも対応いたします。夜間に突然の症状の悪化の場合には先ずはお電話下さい。 -
Q.7風邪薬などはいつまで可能ですか?
A妊娠の可能性が高い場合は市販薬の服用は中止し、御来院下さい。 -
Q.8本日、妊娠反応が陽性に出ました!!高温期間の内服や注射の影響はありませんか??
A内服では影響はありません。
注射はhCGを投与した場合にのみ影響が出ます。影響は最終投与から最長で10日間程度でることがあります。 -
Q.94D超音波はありますか?
A当クリニックでは4D超音波映像をビデオに録画してお渡ししております。
写真もお渡しいたします。 -
Q.10不妊治療中、風邪薬はいつまで可能ですか?
Aほとんどのお薬は生理開始またはご妊娠初期まで可能ですが、念のためには高温期になりましたら服用は制限しています。心配な場合には、ご相談下さい。 -
Q.11転院には紹介状は必要ですか?
A紹介状がなくても転院は可能です。母子手帳を確認し必要な検査をする場合もございます。 -
Q.12妊娠中に旅行はダメですか?
A妊娠中は初期(15週まで)と後期(35週以降)は原則的に長距離の旅行や温泉はお控え下さい。禁止ではありませんが、医師にご相談下さい。
出発日の間近に診察を受けて、問題ないことを確認しておくと心配ないでしょう。
母子手帳は常に持ち歩いていましょう。 -
Q.13関連の小児科施設はどこですか?
Aむとう小児科(白山市宮永町)武藤一彦先生に、新生児診察・1ヶ月検診を担当していただいております。また、当クリニックは、金沢大学医学部附属病院産婦人科・小児科、県立中央病院NICU(新生児集中治療室)と連携しております。 -
Q.14面会時間は何時までですか?
A面会時間は21時までですが、緊急時や分娩時には制限はありません。 -
Q.15胎児の性別はいつからわかりますか?
A妊娠15週頃にはわかることがほとんどですが、胎児の方向により、判定困難なこともあります。 -
Q.16会陰切開は必ず行うのですか?
A会陰切開は医学的に必要なときのみ行います。無理に切開せずに分娩すると、かえって危険なことになるケースも多くあります。 なるべくいたしませんのでご安心下さい。 -
Q.17母児同室が希望です。
A母児同室は可能です。 -
Q.18羊水検査について教えて下さい。
A羊水検査は妊娠16週ごろに行います。御入院の必要はありませんし、痛みもありません。ご本人のご希望により行う検査です。詳細は直接お話させていただきます。 -
Q.19診察の時に胎児の写真を欲しいのですが・・・
A毎回の妊婦健診で超音波のVTR撮影と写真をお渡ししております。 -
Q.20立ち会い出産はできますか?
A可能です。ご本人のご希望によりご主人やご家族の方もご一緒にLDRにお入りいただけます。 -
Q.21母親学級はありますか?
AプレママクラスI(妊娠初期〜中期の経過と栄養)・プレママクラスII(妊娠後期お産編)があります。受付にて御予約下さい。
プレママクラスIII(Babyクラス離乳食編)は産後6カ月の方を対象にご案内を郵送にてお知らせしております。(要予約) -
Q.22帰省分娩ができますか?紹介状は?
A可能です。妊娠35週前までに御来院下さい。紹介状もご一緒にお持ち下さい。 -
Q.23無痛分娩について教えてください。
A無痛分娩は硬膜外麻酔法を用います。御希望の場合には、健診時にお伝え下さい。 -
Q.24妊娠中なぜ太ってはいけないのですか?
A妊娠中体重が増えすぎると、妊娠中毒症や妊娠糖尿病になりやすいのです。
またお腹の中の赤ちゃんが大きくなる傾向があり、産道を通りにくくなり難産になりやすいのです。
赤ちゃんの体重3kg、胎盤と羊水1kg、子宮や乳腺の肥大で1〜2kgとして、あわせて6kgになります。ですからお産の直前では、妊娠前に比べて6〜8kgの増加が理想的とされます。
妊娠の中期(20週)以後は食べ過ぎに注意し、適度な運動を心がけるようにしましょう。 -
Q.25風邪をひいてしまったのですが薬は飲んでいいですか?
A市販薬の内服は避けて下さい。当クリニックにて処方致しますので御来院下さい。 -
Q.26妊娠中に自転車に乗ってもいいですか?
A妊娠中の自転車は転倒の危険性があるので避けたほうがいいでしょう。
どうしても必要という場合は、たとえば荷物だけ乗せて自分は歩く、坂道や舗装の良くない道は乗らないなどして、転ばないように工夫をして下さい。 -
Q.27花粉の時期、妊娠中はどのように対処すれば良いでしょうか。
A強いくしゃみを繰り返すと子宮の収縮を引き起こし、流産や早産に至ってしまう可能性があります。症状に応じて薬を処方致しますので医師にご相談下さい。 -
Q.28出生前スクリーニング検査(トリプルマーカー)とは?
A出生前スクリーニング検査は「異常である」「異常ではない」と直接答えを出すものではなく、通常の人よりも特定の病気(ダウン症、エドワード症候群、神経管欠損症)になるリスクが「高い」「低い」ということがわかる検査です。そしてこの検査はスクリーニング検査ですので「リスクが高い」という結果であったとしても、赤ちゃんになんらかの問題が起こると決まったわけではありません。あくまでも確率として、赤ちゃんがなんらかの問題を持っているかどうかの可能性を計算して、その後更に進んだ確認のための検査が必要かどうかの判断をする時の手助けとなります。
またこの検査を「受ける」「受けない」はご自身の意思で決めることであり、決して強制するものではありません。妊婦さんの心配事を明確にする手助けになると判断された場合に、十分な出生前スクリーニング検査の知識をご理解いただいた上で検査致します。検査を受ける時、そして「リスクが高い」と出た場合においても非常にデリケートな問題ですので、十分に医師とご相談下さい。 -
Q.29妊娠中の便秘について。
A妊娠中は特に便秘になりやすくなります。生活習慣や食生活の改善を心掛けましょう。それでも便秘がちでお悩みの場合はクリニックにてご相談ください。妊婦さんにも安心の薬をお出し致します。 -
Q.30入浴は今までと同じでいいですか?
A妊娠中は新陳代謝が活発になって、皮膚は汚れやすくなりますが、その一方で敏感にもなり、刺激物に弱くなったりもします。入浴やシャンプーをこまめに行いましょう。ただ、お腹が大きくなるとバランスが悪くなったり、前屈みの姿勢がとれないなどの不自由が出てきます。転ばないように気をつけてください。 -
Q.31妊娠8か月くらいからおっぱいが張り、痛くなりました。大丈夫でしょうか?
A出産後すぐに母乳を赤ちゃんに与えるために、妊娠するとお母さんの体は準備をはじめます。妊娠が進むにつれ、乳房組織が発達して、乳房が大きくなり全体に張った感じがでてきます。このときに違和感・しびれ・痛みを感じることがあります。特に乳房の発達が急で血液循環が追いつかなくなると、乳房はうっ血を起こし、部分的にしこりや強い痛みを感じることがあります。しかし、この症状は生理的なものです。発熱や乳頭からの血液分泌物を伴わなければ問題ありません。いずれ症状はなくなります。 -
Q.32妊娠30週の健診で、尿糖が2プラスと出ました。どうすればいいでしょうか。
A妊娠中は腎臓から血液中の糖が尿に出やすくなるので、尿糖が陽性になりやすいといえます。妊娠すると糖尿病が起こりやすい体質になりますので、その数値が妊娠の影響によるものなのか、本当の糖尿病であるかについて検査することをお勧めします。また、甘いものだけが血糖値を引き上げるわけではありません。1日当たりの摂取カロリー量過多や運動不足にならないようチェックしていきましょう。 -
Q.3310か月頃から運動したほうがいいと聞きますが。実際はどうなのでしょうか。
A通常10か月目は出産月ですから、運動することで自然の子宮収縮が期待できます。お勧めする運動は歩くこと。今までより多めに歩きましょう。また、入院に備えて家の中を掃除するのもいい運動になるでしょう。ただ、急激に運動量を増やしたり、遠方への外出は避けましょう。 -
Q.34妊娠32週ですが、足の付け根が痛みます。どうすればいいでしょうか。
A子宮を支える靭帯のひとつ「円靭帯」が、子宮が大きくなるにつれて引き伸ばされ、痛みが生じる場合があります。その場合は、痛い足の方を下にして寝ると、靭帯の緊張がとれ痛みはなくなります。また、赤ちゃんの頭が下がることによる痛みの場合もあります。臨月に入っていれば心配ありませんが、それ以前ですと早産の可能性もあります。早めの受診をお勧めします。鼠径ヘルニアであることも考えられます。ただし、妊娠性のものはお産がすむと自然に治ることも多く手術が必要な人はわずかです。 -
Q.35骨盤のX線写真などの放射線を使う検査は、赤ちゃんへの影響はありませんか?
A動物実験の結果、放射線が胎児にいろんな影響を与えたり、大量に使用によって奇形児が生まれてくることが分かっています。しかし、動物実験で使用するX線の量は、普通一般的な診断に使用する場合の数百倍といわれています。ですので、X線写真などの検査で胎児に奇形を起こすことはありえません。 -
Q.36里帰り出産を考えています。帰省先の医師とのコミュニケーションのとり方や帰省するタイミングを教えてください。
A帰省先の産婦人科の健診を事前に一度受け、分娩をお願いしておくのがいいでしょう。9か月までには帰省して、現在の主治医のからの紹介状を持参して受診しましょう。 -
Q.37妊娠中、なぜ体を冷やしてはいけないのですか。
A一般的に「妊娠中に体を冷やすべきではない」といわれている理由は、体温低下による子宮への血行障害により流産の原因となったり、子宮内胎児発育不全を起きることがあるためです。母体にとっても、風邪などの感染病に対しての抵抗力を弱めることになってしまいます。 -
Q.38逆子(さかご)なので出産は帝王切開になる予定です。手術が怖いし、入院期間や費用の面も不安なのですが。
A逆子は、頭位の場合と比べると帝王切開になる可能性はとても高くなります。しかし、逆子というだけで帝王切開になる、というわけではないようです。初産か経産か。子宮口の開き具合はどうか。骨盤の大きさは。胎児の大きさは。など、いろんな条件を考慮して決定されます。手術の難易度は低く、1時間くらいで済んでしまいますので、心配する必要はありません。担当の先生を信頼してお任せしたほうがいいと思います。また、当クリニックでの入院期間は約1週間です。入院費用は、医療保険の対象となります。詳細は受付でお尋ね下さい。 -
Q.39生理痛がきついと陣痛もきついのでしょうか。
A生理痛と陣痛のレベルには相関関係はありませんが、感じる痛みの大小には個人差があるものです。陣痛の痛みを和らげるには、分娩の経過を知ったり、呼吸法、赤ちゃんを抱いている楽しいイメージをするのがいい言われています。 -
Q.40妊娠中にたんぱく質をとり過ぎると、アトピー児になる傾向があるのでしょうか?私は毎日200mlの牛乳を飲んでいます。
A毎日200mlの牛乳を飲む程度であれば、心配するほどのことはありません。アトピー児を心配するあまり、たんぱく質の摂取量を極端に制限する方がいらっしゃいますが、胎児の発育を遅らせてしまう原因になります。胎児がアトピーになる食べ物と摂取量などの因果関係については、まだ完全に解明されたわけではありません。あまり神経質にならないようにしましょう。 -
Q.41妊娠6か月です。歯の治療を進めていますが、抜歯をすすめられました。麻酔の影響が心配です。大丈夫でしょうか。
A抜歯は局所麻酔で行いますので、心配ありません。抜歯のときにやむを得ず麻酔が必要になったり薬を使用することを考えると、妊娠が安定している4か月から7か月の間に行うのがよいでしょう。 -
Q.42時々お腹が張るのですが…。
Aお腹が張るだけでしたら、安静にしていれば大丈夫です。ただし、1〜2時間横になって休んでも痛みが治まらない場合や周期的に痛みが起こる場合は要注意です。子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣?腫、便秘などの可能性があります。なかには治療に急を要することもありますので、医師の診察を受けてください。また、最も注意すべきは、出血や破水を伴った張りと痛みです。妊娠初期なら子宮外妊娠、切迫流産・流産、胎盤周囲出血。妊娠中期・後期では絨毛羊膜炎、常位胎盤早期剥離、切迫流産・早産の可能性があります。特に妊娠28週以前は、痛みが伴うことはまれなので、医師に相談してください。 -
Q.43妊娠中のお酒は胎児に悪いのですか?
A基本的には妊娠中は飲酒しないほうがいいでしょう。妊娠中にアルコールを飲んだために、生まれたこどもに知能障害や顔貌異常などを生ずる「胎児アルコール症候群」の要因と考えられているからです。このようなこどもを産んだ母親を調査した結果、妊娠中のアルコール摂取量と「胎児アルコール症候群」発症率は必ずしも相関していないと判明しました。つまり、アルコールは少量飲んだだけでも「胎児アルコール症候群」を発生しうるということなのです。 -
Q.44妊娠中でも車の運転はできますか?
A基本的には妊娠中は車の運転は控えたほうがいいといわれています。妊娠中は血液の循環が悪いので、眠気をもよおしたり、とっさの判断が鈍くなってしまうからです。妊娠中・後期には、お腹が大きいために急ブレーキなどが遅れたり、動作が緩慢になったりします。車の運転はほどほどにしておきましょう。 -
Q.45葉酸をとると赤ちゃんの障害の発生率が減ると聞きました。
A葉酸は、妊娠初期に十分に摂取することで、胎児神経管閉鎖障害という特殊な先天奇形の予防に効果があります。葉酸は、ほうれん草の中から見つかった水溶性のビタミンB群のひとつで、緑黄色野菜、中でも緑色の濃い葉物に多く含まれています。ただ、熱に弱く水に溶け出しやすいので、調理法には気をつけてください。 -
Q.46妊娠がわかったばかりの頃に出血があり、不安なのですが。
A妊娠初期の出血は、月経様出血、流産、子宮外妊娠、胞状奇胎などであると考えられます。現在、胎児に影響がなく、出血は妊娠後最初の月経予定日の頃、ごく短期間のみ起こったとすれば、着床時の月経様出血と判断できます。また、通常妊娠すると月経は止まりますが、卵子が子宮の内膜に着床するときに起こるホルモンが原因で出血することがありますが、特に心配することはありません。 -
Q.47一度流産すると、何度も続くものなのでしょうか。
A流産は、受精した精子か卵子に染色体異常があり、うまく分裂できないなどの理由で起こります。もともと育たない受精卵なのですから、あまり気にする必要はないでしょう。ただし、3回続けて流産するような場合を「習慣流産」といい、子宮頸管無力症や子宮奇形、ホルモン異常、また夫婦のどちらかが染色体異常のキャリアであったり、夫婦間にHLAタイプ(ヒトの白血球のタイプ)の問題があったりします。このような場合は、原因を取り除かない限り何度でも流産を繰り返す可能性があります。2回続くようであれば、主治医に相談すべきでしょう。 -
Q.48猫を飼っています。妊娠中は接しないほうがいいのでしょうか。
A妊娠中に猫、鳥、犬などに接触したり、加熱処理の不十分な肉を食べると、トキソプラズマ症に感染することがあります。妊娠中の初感染は胎児への感染をもたらし、先天性トキソプラズマ症にかかる可能性が強いといわれています。 -
Q.49前回の出産が帝王切開だったのですが、自然分娩はできますか?
A診察させていただいて、母児ともに安全にできると判断できた場合には行うことができます。